ガラスを替えて快適な四季

setonaikai

私は瀬戸内海に面した地方都市の出身です。いわゆる「内海」という地形の恩恵もあり、私が子供のころから住んでいた地域は比較的温暖な気候という特徴を持っていました。
東北や北海道のように「冬に寒すぎる」ということもなく、逆に沖縄のように「夏がとても暑い」ということもなく、年間を通じて気温が安定した住みやすい地域だったのです。

ところが、何という運命のいたずらか、私が成人してから後に結婚することになった旦那様は豪雪地帯として知られる北国は山形県出身でした。そしてそれだけならまだしも、私はその寒い地方に「お嫁入り」することになってしまったのです。
私が気候の温暖な瀬戸内地域出身ということもあるのでしょうが、こちらに来て始めて迎えた冬は、本当に体の芯まで冷えてしまい、頻繁に体調を壊したものです。
夫や義理の父母は、「大丈夫?」と心配してくれましたが、正直私は「こんな寒い地方で暮らしていけるだろうか」と内心で不安になってしまいました。

ところが、そんな私の不安を感じていたのでしょうか、翌年の春に夫の実家は家屋の全面リフォームに踏み切ったのです。元々は築50年という古い建物だったのですが、床と天井に断熱材を入れ、ガラスも交換して二重窓にして保温性を高め、四季を通じて快適な気温に室内が保たれるように工夫した造りとなりました。
何でも前々からリフォーム計画はあったそうですが、私のあまりの体調不良っぷりに、それを前倒ししたのだとか。ありがたいやら情けないやらですが、私にとっては良いことですので、夫や義理の両親に心から感謝しているのです。
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